ぐるりのこと/橋口亮輔監督 感想・レビュー

ぐるりのこと/橋口亮輔監督 感想・レビュー

ぐるりのこと

"決して離れない"1組の夫婦の10年を描いた、珠玉のラブストーリー。世界中が待ち望んだ、橋口監督最新作。主演は木村多江×リリー・フランキー。

ぐるりのこと
(2009-02-25)

橋口亮輔, 木村多江, リリー・フランキー, 倍賞美津子, 寺島 進, 安藤玉恵, 八嶋智人, 寺田農, 柄本明, 加瀬亮, 田辺誠一, 光石研

日本映画ならでは、という作品。 これを観て悪く言う人はいないんじゃないかなぁ・・

海外では絶対出せない味があります。

「めんどうくさいけど、いとおしい。」
「いろいろあるけど、一緒にいたい。」

"決して離れない"1組の夫婦の10年を描いた、珠玉のラブストーリー

最後まで一気に魅せる興奮の展開・・とは真逆で、映画にしてはあまり大きな事も起こらず、ただ日常が最後まで続きます。 

目的が無いストーリー系ですね。 スタイリッシュなわけでもないから、本当目的が分からない。ラブストーリーだけど既に夫婦だしね。 そのうちに、いろんな事があるから、夫婦仲を維持していく事が目的のドラマという事になるんですけど、なんか、リリーフランキーがのれんに腕押しというか・・天然というか・・甲斐性なさそうでハートはしっかり強いみたいな? 多分、そこが一番グっと来るポイントなんでしょうね。

ちなみにこれから観る人は、法廷画家として、時代背景と絡めての愛の描写も見所らしいです。 私はそこまで考えて観てなかったのでよくわからんのですがその辺も絡めて観るとよいでしょう。

友人のオススメという事で観ましたが、橋口亮輔の前作「ハッシュ!」というのが相当評価高いようなのでまた今度観てみようと思う。



総合 ☆☆☆☆

参考までに、
衝撃度・忘れない度・・★★★★
面白かった!・・★
スタイリッシュ、アイデンティティ度・・★★
役者が良かった!・・★★★★★

ーーーーーーー以下、ネタバレ含む感想メモーーーーーー

「ながら観」をして途中でやめ、その後、続きから観た程度なので、要所要所しか覚えてない。
 
この映画の目的は、夫婦間に起こるドラマを、決して大げさではなく(といっても演出はちゃんとしてます)リアルに、丁寧に演出して魅せようというものだと思うんですけど、リリーフランキーが金閣寺買ってきて、蜘蛛を殺して?そこでケンカになったりするシーンとか、なだめるシーンとか、若干二人とも「ド・ノーマル」ではない所がハマっちゃうんですよね。 
 
外でリリーフランキーが食べてきたっていって、「お姉ちゃんとこ?」とたずねるシーンとかも、かなりリアル会話なんですけど、リリーフランキーの、「立ち食い」っていうセリフの所とかスキです。
 
法廷画家として、法廷のシーンが沢山出てきますが、完全に別っこ物として観ちゃってましたね。残念。
 
あと、大好きな寺島進が、木村多江の兄役で出ててそっちの家族の家でご飯を食べるシーンとかありましたけど、この辺が一番超ー「ながら観」だったので印象にない・・。

★4つ 日本映画の良さを味わえる

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